小学生の時はみんなDSに夢中だったなとふと思い出して 当時の呪いをここに残します。
今思えば完全に脳の障害で早く気づきたかった
私は小学2年生の時にパステルピンクのDSLiteを今まで貯めていたお年玉とお小遣いで買ったっぽい。多分
当時流行っていたソフト(当時はカセットって言ってたね〜)は、ニュースーパーマリオ、トモダチコレクション、どうぶつの森、リズム天国、ポケモン、たまごっち...とかたくさんあったけど
その中であたしは犬を3匹まで育てることができる犬のお世話ゲームのnintendogs(ニンテンドックス)を夢中で遊んだ。遊んでいたと言うよりも呪われていたと表現したい。
中古で買ったニンテンドックスに精神を捧げていた。前の人がデータを消していなかったことが原因で呪われたのだと思う。
先に言っておきたいこと
ニンテンドックスは結果的に大好きで 3DS版も懲りずにばっちり遊んだ🔥
チワワのルー♀
ミニチュアダックスのルル♀
ラブラドールのダイチ♂
を当時可愛がっていた。けど、けども、
この3匹は自分で選んでいない。
アホなことに中古で買ってしまったので、前このソフトを持っていたどこの誰かも分からない人が選んだわんちゃんを4.5年間毎日お世話をしていたというつまらない話を聞いて欲しい
当時の自分は、ぬいぐるみに魂がないように ゲームの中の動物が生きているわけがないと頭では理解していたけど、なぜか今の犬を捨てて新しい犬を迎えるという行動が心理的にできなかった。
「犬を捨てる」といってもニンテンドーさんは優しいので、里親に出すという選択肢が設けられていた。
ニンテンドックスでできることは、
・ご飯やお水をあげる
・お風呂に入れたりブラッシングをする
・お散歩にいってアイテムを集める
・ドッグ大会に出る
・なでなでして芸を覚えさせる
・ボールやらで遊ぶ
...
とにかくなでなでをいっぱいしてた。
こんなに平和なゲームなのに何が呪いなの!?という話ですが、強い「使命感」と強すぎる「強迫観念」があった。
自分が異常だということは気づけなかった
放置したりご飯をあげないと悲しい声で催促してくる。ご飯をあげないと死んでしまうかもしれない。殺してしまうことになるかもしれない。お風呂にいれてあげないと体が黒くなる。痒いのはかわいそうで仕方ない。DS本体をゲーム起動したまま閉じるとしばらくワンワンと鳴き声が聴こえる。開くと駆け寄ってくる。構って〜と言うように駆け寄ってくるので3匹をひいきせずに同じ時間だけいい子いい子しなければいけない。拗ねて家出したら自分のせいでもう帰ってこないかもしれない。同じ個数だけおやつをあげなければいけない。散歩に行かないと親愛度が下がる気がする。室内にトイレがない設定だから外でしか排泄できないのかな?という気持ちで1日3回×3匹散歩に連れていかないと気が済まない。フードやシャンプー(消耗品)は持てる最大数の99個をキープしないと不安になる。その他のアイテムは必ず1個ずつ置いておくなどのやめられないこだわりが沢山ある。定期的に芸の特訓をしなければ犬が馬鹿になる。馬鹿になると大会で優勝できない。1位以外絶対に許せない。
かわいい!つらい!かわいい!つらい!かわいい!つらい!かわいい!つらい!かわいい!つらい!かわいい!つらい!
っていう気持ちで遊んでた
ちなみにゲームは仕様上 寿命はない。
何年ご飯を食べなくても死なない。
拗ねて家出しても必ず帰ってくる。
お世話をサボってもペナルティは ない!!
ニンテンドッグス 犬 死ぬ で検索してこれを見てくれている人もいるかもしれませんね。死なないよ!!!大丈夫!!!
それを全部分かっていても 強迫観念だけで毎日ソフトで遊んだ。充電器が断線したら「犬が死ぬ。殺したくない」と焦ってゲオまで買いに行った。
友達と公園で遊んでいても「ごめんお世話しないといけないの」とか伝えて 恥ずかしい気持ちと申し訳ない気持ちで次ブランコ乗ろうよ〜などと言う友達そっちのけでお世話をした。
普通に次の日学校で無視された。犬を恨んだけどやっぱり犬は可愛いなって思った。
小学校にこっそり持っていって休み時間トイレでご飯をあげたこともある。毎日昼ごはんがないなんてかわいそうかもしれないと思って持っていった。
きっかけは覚えていないけど
結果的には、小学生のうちに強迫観念からのゲームをやめることができた。
今の人格の数パーセントはニンテンドックスを経てできたものなのかもしれない。
犬たちのせいかは微妙だけど 現在はばっちり強迫性障害になってしまった
愛情の塊の犬たちは今もDSの空間で生きています。
すご〜〜く馬鹿になってる(笑)
「おすわり」すら忘れてる(笑)かわいい
久しぶりにご飯をあげて、体を綺麗にしてあげて、いっぱい遊んでやりました。
どれだけ放っておいてもあたしを忘れないんだ〜ただの癒されるゲームだったか〜そっか〜